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地域おこし協力隊員のおすすめを凝縮!長門市の観光“いいモノ・いいトコ”まるわかりガイド

ようこそ!長門の「癒し」の入り口へ。

「やまぐちローカルプロダクツ2025」長門市地域おこし協力隊のブースへお越しいただき、ありがとうございます!

このページは、長門市に興味をもってくださったあなたへ、私たち現役の地域おこし協力隊が「大好き!」と思うおすすめのモノや場所を厳選して紹介するガイドです。

足湯の待ち時間や、ちょっと一息つきたい時に、ぜひこのページをのぞいてみてください。 私たちが愛するまち、長門の「やさしさ」や「心地よさ」の秘密を、ぎゅっと詰め込みました。


おうちで温泉巡り。「長門五名湯 温泉の素」

今、体験してくださっている足湯の心地よさ。
その源泉である長門には、古くから人々に愛される5つの名湯があります。

西の横綱「俵山温泉」
海を堪能しながらのんびりとした時間を過ごせる「油谷湾温泉」「黄波戸温泉」
コリ固まった筋肉を砕く打たせ湯のある「湯免温泉」に、
観光地としての賑わいも豊かな「長門湯本温泉」

特色も効能も様々な長門の温泉に思いを馳せながら、体を癒してくれる温泉の素を
マルシェ特別価格で販売しております。

店頭販売・EC販売価格よりもうんとお買い得なお値段で販売しています!

1回分小袋 200円150円

10回分大袋 1400円930円

5種類セット 1000円800円

マルシェ当日のみ限定でのお値段です! ぜひこの機会にお買い求めください!

☞ 長門の温泉に興味をもたれた方はこちらもどうぞ!
https://nanavi.jp/feature/onsen_5/


作り手の顔が見える、長門の自然を活かした逸品たち

素敵なモノに溢れていますが…マルシェ販売品に関連したオススメに絞ってご紹介!

「温泉の素」以外にも、私たちが自信をもっておすすめする、長門の宝物をご紹介します。
「気になるけど、今すぐは…」という方は、ぜひリンク先をお気に入り登録して、おうちでゆっくりご覧ください。

COFFEE&ROASTER YAMA

山々に囲まれた俵山温泉の片隅で深煎り珈琲を中心に焙煎しています。
2013年~2016年にかけて地域おこし協力隊として俵山地域の活性化に取り組まれました。
奥様が経営される焼き菓子店「ユーカリとタイヨウ」も、
買い溜めに来るリピーター客の多い有名店です。

https://cr-yama.jp

コメラザ

全国でもめずらしい「おこめでつくったラザニア」が名物のイタリアンバル。
2020年~2023年の3年間で長門産品開発・販売促進事業担当として活動していた長塚さんが経営されています。
今回は「棚田米BISCOTTI」を販売します!
「旅人シェフのレトルトパスタソース」シリーズは、センザキッチンでも大人気で、特に青海島の牡蠣を使ったものは根強い人気があります!

もちもち食感が大人気のコメラザこだわりの “おこめのラザニア”。

長州黒かしわを仕入れることが出来る限られた店舗の内のひとつでもあります。
長門で絶品のイタリアンを食べたくなったらぜひいらしてくださいね!

https://komelasa.com/

棚田の花段

耕作放棄地となっている約25,000枚の棚田を再生させるプロジェクトをおこなっている「NPO法人ゆや棚田景観保存会」では、
薫り高いハーブの栽培・商品化に取り組んでいます。

国際品評会で銀賞を受賞した『青舞(オーブ)』というジンに使われたのもここの棚田産のハーブ!
現地ではハーブドリンクや、ハーブチキンカツ、米粉チュロスなどを召し上がれる「dandan kitchen」も営業しています。

http://yuya-tanada.com/

ここでは2023年~2025年で棚田活性化事業担当の伊藤さんが着任し、棚田のハーブやひのきを活用した商品開発、棚田マルシェの運営補助、インバウンドツアーの受入などをおこなってきました。

https://singledrop.official.ec

ISATO FARM

「オーガニックビレッジながと」宣言をしている長門で自然栽培を! という熱い想いをもって稲作をされています。

今年4月より有機稲作推進拡大事業担当として田中さんが着任し、まずは自然栽培の手法をと日夜勉強しています!

https://isato.farm/

長門おもちゃ美術館

長門の森や海、人の魅力を伝えるおもちゃ美術館は、もちろんお子さんにも大人気!
けれど、大人も「おっ!」と楽しめる場所になっています。

今年5月に着任した木育推進事業担当の沖津さんによる、森と海と人をつなぐ木育プログラムとして、ネイチャーゲームなどのアクティビティがこれから開催されていきます! 美術館で、千畳敷で…ぜひほっと人心地つく体験をしにいらしてください。

https://www.nagato-toymuseum.com

候 kou

地域の特産である「長門ゆずきち」や「ひのき」などの木材を利用して癒しとやすらぎ、豊かさを感じてもらうために…と、アロマ製品を製造・販売されています。

オイルは長門市役所の入り口でも焚かれており、さわやかな香りでお迎えしてくれますよ!

季節ごとに様々な商品を展開されているので、ぜひオンラインストア等でお買い求めください!

https://www.kou-aroma.com

たけ爺農場

炭火七輪を使用し、すべて手焼きで作る「たけ爺のもも焼き」
農薬、化学肥料を使用せず栽培する「古代米」など、
一切妥協せず「本当のうまい!を届けたい」と商品を販売しています。

オンライン販売はおこなっていないので、この機会にぜひお買い求めください!


長門市観光でおすすめ!隊員が推す絶景スポット

現役隊員が推す、とっておきの場所をご紹介します!

長門と言えば! “元乃隅神社”

長門といえばここ!123基の鳥居が日本海に向かって並ぶ姿は圧巻!赤い鳥居、青い空と海、緑の木々のコントラストが美しい山口県屈指の神社です!
敷地内にある高さ約6mの大鳥居の上部に賽銭箱が設置されていて、見事に賽銭を投げ入れると願いが叶うとされています。
神社の近くにある「浜焼き 篤丸」や立石観音の前にある「カフェ bliss point」など観光の後に食事やデザートできるお店もオススメです!(赤熊)

長門の漁獲高が最盛期だった頃は、手のひら大のアジですら「小さくて売り物にならない」とリリースされる程の豊漁だったそう!
だからこそ、夢に現れた白狐は「豊漁をもたらした自分を祀れ」とお告げをしたそうです。稲の豊作と結びつけられる「稲荷(狐)」が豊漁の加護をもっている…というのは、お魚の美味しい長門ならではのエピソードですね!(山田)

身近な絶景!“さわやか海岸の夕陽”

長門市役所からも車で約5分!街なかからすぐ行ける遊んで泳げる海岸です。
特に夏の夕陽は絶景!
海も透明度が高く、砂浜では色とりどりの美しい貝殻も拾えるし、無数の穴を縦横無尽に動き回る蟹さんたちの姿も見られます。
漁師さんたちへの配慮もあり街灯が少ないという海岸なので、海に沈む美しい夕陽を見ながらのんびり夕ご飯を食べたあとは、満点の星空を眺めることも出来ますよ♡
地元の方々のお散歩は多いものの、海水浴客は少ない穴場スポット◎
夏場限定で仮設トイレとシャワーが設置されます。(沖津)

本州最西北端! “川尻岬” & “大浜海水浴場”

長門に本州最西北端に位置する岬があるとご存知でしたか!?それが向津具半島の最北端にある川尻岬です。岬からは広大な日本海を一望できます。展望台からは灯台、さらに先の岸壁まで続く道もあり、そこからの景色はまさに絶景です!
夏はキャンプ場として、また、四季を通じて釣り場として人気があり、磯釣りを楽しむ方も多くいらっしゃいます。(赤熊)

川尻岬は離岸流による遭難事故もある場所ですが、釣り人にはとっても大人気のスポット! 駐車場管理人室には、大きな魚たちの魚拓がたくさん飾られています。
個人的にふふっとしたのは岬の形! まるで伏せをしている犬の背中から、海に耳を垂らしている頭を見ているようじゃないですか?(愛犬フィルターかも?)
また、川尻岬に来るなら是が非でも行ってもらいたいのが大浜海水浴場!天然の真っ白い砂浜に美しい海を堪能できるスポットです!(山田)

長門のハワイ⁉“只の浜海水浴場”

こちらも長門市役所から車で約5分。
山々の緑と海の青のコントラストが美しく、青海島がハワイのダイヤモンドヘッドのように見えてくる…⁈
海の透明度はこちらも抜群◎
窓の外に広がる絶景を眺めながら、食堂「只の浜」で美味しいご飯も頂けます。
仙崎方面から千畳敷や元の隅神社、油谷・向津久へ向かう道中で只の浜の海岸をのぞむドライブを楽しめるのですが、ぜひ車を停めて絶景を目に焼き付けて欲しい海岸です!(沖津)

只の浜は、私が「お試し地域おこし協力隊」で長門に来た際に最初に案内頂いた場所で、思い入れも一入なスポットです。
萩のバスターミナルに到着した時点では曇天だった空が、只の浜に着いた頃から青空が見え出して、栄養豊かな海ならではの色とりどりの青い海原の景色に感動したのが思い出深いです。晴れ女パワーなのか、長門の土地が歓迎してくれたのか(笑)秋雨も全く降らず、2泊3日の間ずっと清々しい青空と青い海を堪能しました!(山田)

標高は東京タワーと同じ333m!森と海どちらも楽しめる絶景スポット“千畳敷”

高いところからのぞむ絶景と言えば、こちら。
空と海が混じり合う絶景スポットです。
窓の外の景色を眺めながら美味しいスイーツを頂けるカントリーキッチンでは、季節のフルーツを使ったパフェがオススメ♡
また、千畳敷は森の中にも遊歩道やのんびり過ごせるスペースがあります。
暑い夏も、一歩森の中に足を踏み入れると不思議なほど過ごしやすく、木や草花、虫たちなどたくさんの生き物たちの声が聞こえてくるようです。
美しい海を育む豊かな森も、ぜひ味わって頂きたい長門の魅力のひとつです!(沖津)

世界遺産が眠ってる! 耕作放棄地に ときめき を生み出す”棚田の花段”

"いいモノ" コーナーでもご紹介した「棚田の花段」は、大藪に覆われていた「東後畑棚田(ひがしうしろばた たなだ)」に作られたトキメキの拠点です。
春は水田が広がる風景を。夏は青々とした稲と海の光景や…夕暮れからは沖に見えるイカ釣り船の「漁火(いさりび)」のある幻想的な風景を楽しむことが出来るフォトスポットに生まれ変わった「棚田の花段」。このスペースでは語り切れないほどの「地域の人々の想い」が詰まった場所です。
今回の足湯に浮かべたバタフライピーのアイデアも、副理事のあいこさんによる天才的なトキメキです!(山田)

日本で最大規模の棚田は三重県熊野市の丸山千枚田。
かつては2,240枚以上あったとされていますが、現在は1,340枚になっています。

対して東後畑棚田は元々圧巻の約25,000枚

現在は6,000枚まで減ってしまっていますが、今ある藪がどんどん取り除かれていったら、
どんなに素敵な光景になるでしょう!

まだまだまだまだあります! 長門の”あんなモノ”・”こんなトコ”

世界第二位の塩! 山の恵みをふんだんに受けた”百姓庵”

みなさま、塩作りって…実は全然知りませんよね!

「煮詰めれば終わりなんじゃないの?」と思っていたら大間違い!
とーっても奥が深くて、面白いんです!
そんな社会見学での学びを以前 note にしたためたので、こちらもぜひご覧ください!

そして、百姓庵「四季の塩」をまだ食べ比べたことがない方!
騙されたと思ってぜひ!とも!ご賞味あれ!!(山田)

戦後日本美術史を代表する洋画家、”香月泰男”の世界に浸る

萩へのドライブのお供に! “蒼と芋と。” のスイーツはいかが?

裏側まで覗いてみて! 皇居に飾られた東山魁夷の絵画のモデル “青海島”

ほんとーーーっにもったいないんです! 青海島って!

みなさまがいらっしゃるセンザキッチンから見える青海島は、何の変哲もない山があるばかりで、どこで陸と離れてるのかすら間近に行かないとわからない島です。だから、と見て行かれない方はすっごく多いのです…

が!!!
その裏側、沖に面した青海島は、ご覧の通り、表からはまるで想像の出来ないような景観が広がっているのです!
ぜひ、島をぐるりと回る「青海島観光汽船」から、そして海を見下ろす「青海島自然研究路」から! この素晴らしい自然の博物館を見て回ってください。(山田)

仙崎で愛され続ける “金子みすゞ” の「詩板」

「みんな違って、みんないい」
「朝焼小焼だ 大漁だ」

……金子みすゞのこの詩で育った世代は、実はそんなに多くないと聞きます。仙崎のゆったりとした環境で育ったみすゞの優しい詩は、仙崎を歩けば沢山目にすることが出来ます。それが、「詩板」
板に思い思いの絵と、自分の好きなみすゞの詩を書いて軒先に吊るしたもので、それぞれの温かい感性を見て回るのも面白いですよ。

「金子みすゞのモザイク画 プロジェクトM20000」で作られた建物内には、壮大な「大漁」の世界が。蒲鉾板に願い事を書く風習も、仙崎かまぼこで有名な長門ならでは!

仙崎をゆっくり歩いたら、協力隊OB、中田さんのカフェ「SNOW DRIP COFFEE」や、長塚さんのイタリアンバル「コメラザ」でごゆっくりお腹も満たしてくださいね。(山田)

金子みすゞの詩を、目の不自由な方でも朗読によって楽しめる「ユニバーサル絵本」にした、「鳥の詩」も刊行されています。

みすゞと長門に惚れ込んで移住してきた「株式会社アポロジャパン」さんの素敵な絵本。現在はセンザキッチンや金子みすゞ記念館等で販売されています。

山奥にひっそりと。移住者に愛され、再び人が集い始めた “俵山温泉”

古くから湯治場として親しまれている俵山温泉に続々と移住者が集まって、地域のみなさまと手を取り合いながら賑わいを生んでいることをご存知ですか?
「俵山ビレッジ」では、「コミュニティを通じて、人をつくる」をモットーに、シェアハウス・ゲストハウス、飲食店の運営をしています。今年9月に退任した伊東さんもビレッジメンバー。「MURABITO」として通う内に魅了され、移住してきた…という方も。

オシャレで美味しいお店は載せきれないほど!

長門は美味しい食材に事欠かない町! それを育んだ大自然への感謝と共に営まれているレストラン・カフェもたくさんあります。代々続く名店もあれば、移住者や創業者による新しいお店も。
都会の値段に慣れた身では「えっ!?こんなご馳走をこんなお安く頂いちゃっていいんですか!?」と叫ぶこともしばしば(笑)

各お写真からお店の紹介ページへリンクしています。
もちろんこれだけじゃあ収まりません。日数とお腹を空けて、ぜひぜひ長門の美食をご堪能ください!

編集後記

改めまして、「しごと創出支援事業担当」山田です。
この度は「やまぐちローカルプロダクツ2025」長門市PRブースへご来場頂き、また、この長い長いPRページを読破頂き、誠にありがとうございました!

中々市外へのPRが出来ておらず、「通過点」とされがちな長門にある沢山の魅力を、皆様にお伝えできれば…!と熱く熱く書き綴らせていただきました。正直、まだまだまだまだ伝え足りないのですが…!
このページをブックマーク頂き、魅力たっぷりな長門のことをご自宅でもゆっくりと知ってくだされば嬉しいです。

そしてぜひ! 「アレ美味しかったからまた注文しようかな」「じゃあ今度は現地の温泉巡りに行こうかな」「あのとき話した協力隊にまた会いに行こうかな」などなど…みなさまとまたご縁が出来る日を心待ちにしております!

長門市地域おこし協力隊 山田真希