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MEMBER

現役隊員

現在活躍中の地域おこし協力隊員のプロフィールや活動をご紹介

現役隊員

田中 裕一 タナカ ユウイチ

出身地
山口県
偏愛
#幕末維新史 #健康マラソン

MESSAGE

はじめまして。
令和7年(2025年)4月から、長門市の地域おこし協力隊(有機稲作推進拡大事業担当)として着任いたしました、田中 裕一(たなか ゆういち)と申します。

県内の防府市から、一年にわたる県立農業大学校(同市内)の担い手養成研修(➡️社会人向けの農業従事志望者への研修)の修了翌日、転入いたしました。

そこに至るまで私の前史を簡単に申し上げますと、南隣の美祢市で、主に仙崎産の魚介海藻を食べて育ち、東京での大学生活後、幕末維新の歴史が大好きであったことから東隣の萩市で24年間事務職員として勤務後、農業を志して早期退職して防府へ•••。

「何だかんだあっても、巡りめぐって、やはり、ここ長州北浦に戻ってきたか•••。どうもおそらく、自分の天命は、この地から花を咲かせていくことらしい。」と、吾ながら、感じ入っているこの頃です。

24年間の行政事務経験と、まだほんの駆け出し小僧ではありますが、研鑽現在進行中の農林業経験をマッチングさせて、長門市から、新しい元気な「瑞穂の国」を生み出していこうと思っています。

趣味は、幕末維新史と健康マラソンです。今時の農業従事は、荷役作業はあるものの、その他は、トラクターや軽トラに乗りっぱなしのことが多く、足腰はやや弱りぎみ•••。
ひとまず、目下の天王山、田植え作業が済んだら、ランニングにも力を入れていきたいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

INTERVIEW

長門市地域おこし協力隊になった理由及び長門市を選んだ理由

1 協力隊になった理由
前職(隣市職員)の時代から、かつては風情・人情味あふれるふるさとであった北浦の山里が次々に荒廃してゆくさまを目の当たりにして、心を痛めてきました。
また、加齢の中、添加物や農薬の影響を受けない自然栽培や有機栽培の野菜果物が、おいしくて体調管理及び健康増進上も好影響を与えることを実感し、「地球と健康にやさしい」有機農業の大切さも確信するようになりました。
そんな中、「オーガニックがあたりまえの未来に」、「オーガニック耕作面積 日本一」を掲げる株式会社 維里の首藤社長と会い、「有機農業(稲作)で山里、ひいては国を拓く」という、超明朗前向きな大志及び展望を聴いて欣喜雀躍。
昨春に一念発起して前職を早期退職し、県立農業大学校(土地利用学科)で一年学んだ後、公費で維里のある日置中畑地区から北浦の山村新生に研鑽でき、地域おこし協力隊(有機稲作推進拡大事業)に志願しました。

2 長門市を選んだ理由
主に次の3つです。
① 株式会社 維里が有機稲作事業を展開する畑地区がある。
② 新しいアイデアや取り組みをいち早く導入実践する進取の気風がある。
③ 実家(美祢市)に比較的近い(親の介護関係等)。

これまで取り組んだ活動及び現在取り組んでいる活動

1 これまで取り組んだ活動
田植え前の準備として、有機堆肥を漉き込んでの耕起作業や、水田に水を入れるための用水路の草刈浚渫作業を行いました。
2 現在取り組んでいる活動
育苗箱へ土入れ等、苗を育てる準備をしています。

これから取り組みたい活動

「長州から誇りある美しい『瑞穂の国』の新生へ」を合言葉に、まずは、募集要項にも掲げられている以下の3本柱について、鋭意、習熟研鑽します。
① 有機稲作に関する技術の習得
② 中山間地での農業生産や生活の維持に必要な保全・整備に関すること
③ 「オーガニックビレッジながと」の趣旨にかなう有機農業普及・啓発に関すること

その上で、まずは、自前できちんと、オーガニック水稲を栽培収穫し、販売出荷及び経営収支の決算までできるようにします。
次は、この有機水稲栽培を補完する、地域に馴染む作物品目を選定し、自活就農できるカタチを整えます。
そして、ここ畑集落から、農林業生活の素晴らしさ、楽しさを発信し、農山村の新生、ひいては食料事情に不安要素の増す日本の前途にも、寄与できるような活動を展開したいです。

活動や生活を通して感じる長門市の魅力

「ひとが輝き、やさしさがこだまするまち」、
「人は優しく、明るく、穏やか。食べ物がおいしく、美しい海、豊かな自然•••」。

折々、周囲のみなさんから聞く、こんな地域評を、金子みすゞさんの詩も想起しながら、本当にそうだな、と実感する毎日です。
癒しの温泉も最高です。
でも、それらを踏まえた上で、この地の本当の魅力とは、「自由活発な進取の気風」だと思います。
幕末期、藩経営の大赤字「八万貫の大敵」を、「防長四白」、「越荷方(こしにがた)」等、斬新かつダイナミックな事業創出で黒字に転じ、維新の大業を成す雄藩「長州」の基礎を築いた清風先生は、正に、この地のご出身。
このまちでこそ、新しい時代を拓くチャレンジができると信じています。

これから地域おこし協力隊を目指す方に一言

まだ私も、地域おこし協力隊は駆け出しで、「こうだ」と言える立場にはありません。
ただ、一つだけ言えることは…
「その地域の元気増進のため、」定住するからには、「住んで楽しそう、良さそう。ずっと住みたい」フィーリングと共に、「その地域のお役に立てる」志、展望とスキルが、自問自答して、自分の心の中にはっきりとあれば、ぜひ応募してみてください、ということです。

MEMBER

出身地 福岡県
偏愛 #サッカー観戦 #読書 #アクアリウム #猫
出身地 東京都
偏愛 #カメラ #登山
出身地 山口県
偏愛 #幕末維新史 #健康マラソン