自伐型林業の第１期生であったことから、自分でスタイルを確立できることが面白いと思いました。このため、うまくいってもうまくいかなくても自分の選択の結果であると考え、自分のやりたいことを実現するための行動ができたと思います。
また、普通科の高校もあり、子供の将来の選択に制限がないと思いました。

現在約20haの山林の管理を行っていますが、将来的には更に面積を増やし、山林の管理を任せるなら最初に久保田林業と名前があがるようになりたいと考えています。

【協力隊当時を振り返って】
長門市での前例のない取組みであったため、制度や施業スタイルの確立に悩みながら進みました。当時、受入れ団体であるリフォレながとや市役所の職員の方々が真剣に相談した内容に協力的に対応してくれたことで、様々な制度や体制を構築でき、独立できたと感じています。
また、山の所有者の方へ施業の交渉へ伺った際に、協力隊であったことで温かく受け入れてもらえたことが多かったことは驚きでした。

良い意味でこちらに任せていろいろなことをやらせてくれます。他方、市役所の協力が必要な場合、惜しみなく協力していただきました。自分自身がしっかり目標を定め、計画的に取り組めば、独立や起業は可能だと思いますし、これまで定住されている方はそういった方が多いと感じています。退任後を見据えて行動あるのみです。